「天空橋駅」直結

羽田みらい開発は２月１０日、国家戦略特区・国土交通省スマートシティモデル事業の羽田空港跡地第１ゾーン整備事業として開発を進めている「HANEDA INNOVATION CITY」（HICity）を７月３日に「まち開き」すると発表しました。

HICityは、羽田空港国際線ターミナルから１駅の「天空橋駅」に直結する大規模複合施設です。

このHICityでは、先端産業事業、文化産業事業、共通事業の３つの事業を軸に、国内外に情報を発信できる当地のポテンシャルを最大限に活かし、未来志向の新たな体験や価値を創出するまちづくりを目指してくそうです。

具体的な施設をご紹介します。

先端モビリティセンター（テスト路併設）：　デンソーが自動運転技術の試作開発、実証を行なう新拠点を開設します。

先端医療研究センター：　東邦大学が医療・研究施設、JR東日本（東日本旅客鉄道）が滞在施設を開設します。（２０２２年開業予定）

研究開発拠点：日本最大級の貸室面積１フロア５，６００㎡ を超える大規模オフィスが誕生し、「先端モビリティ」「健康医療」「ロボティクス」など今後の成長分野の企業が集積予定です。（２０２２年開業予定）

宿泊施設：総客室数２５９室からなるホテル「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」を開設し、羽田空港（国内線・国際線ターミナル）とも無料シャトルバスを運行予定です。

会議研修施設：最大収容人数６７０名規模の多機能ホールやカンファレンスルームなどが設けられる「コングレスクエア羽田」が開業します。

Zepp Haneda（TOKYO）：約３，０００人（スタンディング時）収納可能なライブホールです。

体験型商業施設・アート＆テクノロジーセンター：デジタルアート×没入型の演出×伝統工芸×食など、さまざまなメディアを融合した施設を開設します。

文化体験商業店舗：飲食施設を中心に、日本発の食文化、サブカルチャーなどをグルーバルに発信する店舗を導入します。

足湯スカイデッキ：体験型商業施設の屋上には無料で利用可能な足湯施設が開設され、羽田空港を臨める絶景ポイントとなります。

ARTIST VILLAGE：敷地南側に、アート遊具を配置した「ARTIST VILLAGE」を開設します。

羽田のシンボル

騒音問題等も報じられていますが、羽田空港プロジェクトとともに、羽田空港の新たなシンボルとして注目されます。

東京の「都市力」向上に繋がると思われます。