今後の融資ポイント
2020.2.23
コンテンツ
頭金が重要
昨今、投資用不動産向け融資が厳しくなったという声を多方面から聴きますし、私の以前勤務した賃貸アパート建設会社も、融資厳格化により契約キャンセル率が28%台に上昇しています。(2019年12月時点)
ここ数年の金利と手数料の低下傾向により、収益源に苦しむ金融機関が、本来は審査を通してはいけない融資をしていたこともあり、投資用不動産価格が高騰していました。
それがスルガ銀行問題等により、融資スタンスが正常化されたおかげで、本来の水準に戻りつつあります。
逆に言うと、これからは無理なレバレッジをかけずに、堅実な方法で投資される方には、買い時と言えるでしょう。
ただ、全ての物件にあてはまるわけではありません。
金融機関による、物件評価額や、毎月のキャッシュフロー等による選別が強まると思われます。
投資用不動産向け融資に限らず、銀行は財務内容が良い人に貸したがります。
銀行は、「晴れている時に傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる」と言われるように、「収益は欲しいけど、リスクは取りたくない」という姿勢に回帰しているようです。
そこで、長期的に賃貸需要の見込める物件を選び、多くの頭金を投入して、毎月のキャッシュフローをプラスにするということが、融資が通りやすくなるポイントといえます。
特にこれから不動産投資を始められる人は、まずは頭金を3割程度入れて、賃貸経営をスタートさせることをおすすめします。
そうすることによって、融資が通り易くなるのはもちろんですが、毎月の手取り家賃収入から返済金を引いても、ある程度が手元に残りますので、そのお金を「繰上げ返済」してさらにキャッシュフローを良くすることも、次の物件購入の「頭金」に充当することも可能になります。
本当は貸したい金融機関
さらに、安定した賃貸経営実績を金融機関にアピールすることにより、次の融資も通り易くなります。
日銀による追加緩和の可能性も出てきており、低金利環境は今後もしばらく続きそうです。
金融機関にとっても、収益環境が悪化して融資先にも困っているので、収支が安定し、物件を担保として保全できる投資用不動産向け融資は魅力的なはずです。
カテゴリー: 最新情報
このブログを書いた人

安定性・効率性・再現性の高い不動産投資メソッドで、 月20万円を生み出す老後資産を形成!【40代個人事業主の経済的自由・ハッピーリタイアメントを実現する専門家】中島 豊
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(第1F1-0-09-004816号)
大学卒業後14年間、銀行・証券会社で 資産運用コンサルタントとして個人のお客様の資産運用サポートを経験。
その後、資産運用の知識をベースに、不動産会社に転職し、 建築計画立案や保証家賃の設定などを通じて、賃貸経営のノウハウを培う。
2019年、銀行・証券会社・不動産業者で培った 資産運用・賃貸経営のノウハウをベースに、 「安定性・効率性・再現性を両立する不動産投資メソッドで月20万円を生み出し個人事業主のハッピーリタイアメントを実現する 個人事業主専門の資産形成パートナー」として独立。
40代個人事業主の方を対象に
・元銀行員だからわかる金融機関から不動産投資資金を引き出す方法
・安定的に家賃収入を創り出す空室の心配がいらない物件の選び方
・老後資産形成をスピードアップさせる投資戦略
などの独自のメソッドの提供を通じて、 老後の資産形成に不安を持つ、個人事業主の資産形成を徹底サポート。
クライアントの中には、60代で金融機関から 長期・低金利での借入に成功し、 老後資産の形成への一歩を踏み出す個人事業主の方などがいる。
個別相談のご案内
資産運用の知識(スキル)さえあれば、、、自分は上手に資産運用できる。まずは勉強しなくてはいけない、、、そう思っていませんか?
でも実はそうではないのです。
大事なのは、、、繰り返しになりますが、「自分が何のためにどう増やしていきたいか?を確認し、自分に合った増やす仕組みを知ること」なのです。
そしてこのサイトを通じ、何か良い気づき、学びがあったな、と少しでも思われたなら、何かをスタートしていただきたいのです。
どんなことでも、どんな小さなことでもいいので何かをスタートしてみてください。多少なりともこんなことやろう、あんなことやろう、って思っていただけたんじゃないかなと思います。
そんな、老後の資産形成に不安を持つ、40代個人事業主を応援したい、そして、ここまでサイトをご覧いただいた感謝の気持ちとして、個別相談会を実施します。
通常60分9,600円のところ、HPをご覧いただいた感謝の気持ちとして、初回限定50%OFF!の60分4,800円でご相談いただけます。ぜひお気軽にお申し込みください。